先輩たちの声
開発担当 Sさん
わたしは、新商品の開発が主な仕事です。商品の開発は、お客様への商品のご提案のほか、お客様からいただいたご要望をカタチにする為、原料調達を行い、味付けを考え、商品の品質及び原価計算、生産現場での作業効率が図れる工程など、様々なことを検討し、商品に携わる方の意見を聞き取りなどの調整を行いながらお客様のご要望にあった商品を開発していく必要があります。また、既存の商品も、季節によって当社の商品をお買い上げいただくお客様が求める味も変化していく為、都度リニューアルを行っていきます。例えば、ポテトサラダのリニューアルをする場合、じゃがいもの種類、マヨネーズなどの調味料の配合、じゃがいもを蒸かす時間、具材の組み合わせ等、様々なことを検討します。何かに少し変化を加えるだけでも味や食感がおもしろい程変わってくるので、常に新たな発見を感じつつ仕事をしています。いろいろな試作をして、そして失敗を積み重ね、それらを糧に、今よりもよりおいしいポテトサラダになるよう努めています。お客様や他部署との調整役としての役割があり、商品リーダーとしての責任もあり、多岐に亘り大変ですが、チーム一丸となって考えた企画が通り、商品としてカタチになり、商品が店舗に並んだときには達成感があります。今後も、商品のおいしさを多くのお客様に知ってもらえるよう、よりよい、よりおいしい商品を開発していきたいと思います。
販売事務担当 Kさん
今年で入社4年目。入社した当初は管理部総務課で受付や派遣の依頼等を行っていました。同じ年に営業部に異動となり、人と話すことが好きだったのでいろんな方との交流が増えることはうれしく思いました。異動当初は提案から販売までの流れを教えてもらい、販売するまでにさまざまな部署との連携が必要であることを知りました。また、売上に大きく貢献できる立場となり、自分の行動ひとつで商品の導入に大きな影響を与えるので、以前よりコミュニケーションをとることが増えました。商品を提案する前に生産部の方と商品の内容の打ち合わせをし、取引先の要望を聞きながら出来ること、できないことを話し合い、商品を作り上げます。さまざまな部署と連携して販売が決まり店舗に商品が並んだ時頑張ってよかったなと思いました。現在は育休明けで同じ営業部に所属しておりますが、営業部の皆さんのサポートや商品の登録、資料の作成等を行っております。会社で勤務時間を調整してくださり、以前総務課にいたこともあり、朝の1時間は総務課、その後は営業部の二刀流で勤務しております。
品質管理(表示・衛生巡回)担当 Iさん
わたしは、菌検査と衛生巡回、表示ラベル作成等を行う品質管理課に所属しています。わたしの業務はその中でも、衛生巡回と表示ラベル作成を行っています。衛生巡回は、生産現場の至るところを巡回し、適正な温度管理が行われているか、作業服が清潔に保たれているか、製品に張り付ける表示ラベルが適正であるかを確認しています。これらの巡回を行う際には、作業者の作業服にローラー掛けを行い、毛髪等が付着していないかの確認をしています。新商品を発売する際は、配合表を商品開発担当者から受け取り、表示ラベルを作成します。作成したラベルが配合表で確認したものと同一であることを確認します。そして、初回生産日にもう一度ラベル表記の確認を行い、適正なラベルであることを確認したのち、商品に貼られて出荷となります。作成した表示ラベルは、法律で定められていて、お客様が商品をご購入いただく際の判断材料になるので、責任重大である分、やりがいを感じています。生産現場には、様々な国の方がいるため、相手に言葉が通じないこともあります。どんな言い方なら理解してもらえるか、身振り手振りを加えつつ説明するようになり、はっきりと物事を伝えられるようになってきました。今後の目標は広い視野を持って気づきを増やしていくことです。仕事をただやるだけでなく、変えたほうがもっと良くなるところを見つけて改善していくことで、現場内が衛生的に保たれるよう努力していきたいです。
販売担当 Eさん
販売部では、サラダを始め、和惣菜、炊飯、麺商品など各種様々なフレッシュ惣菜商品の提案をお客様に行っています。商品を提案するに至るまでには、まずは自社商品の現状の把握に始まり、他社商品を研究し、ときには季節・トレンド等にも着目しながら、商品開発担当部署と連動・連携し試作を何度も重ねた後、お客様に商品提案を行います。商品は、商品提案を行うことにより、お客様から様々なご要望、ご意見を頂戴することができます。その内容を聞き取り、社内に持ち帰り、各部署と連動しながら、課題の抽出を行い、商品の試作を繰り返した後にお客様から認められた商品が店頭で発売できます。商品の販売が決定してからは、社内各部署に対して、商品の詳細を報告し、新しい原料の調達依頼から製造における留意点などを擦り合わせ、店舗での発売に至ります。販売のやりがいは、売り場で商品をご購入頂く方を目の当たりにした時は、もちろんですが、より多くの方にリピーターとして何度も商品を手に取ってご購入頂くことにあります。商品が継続的に販売されることで、如何にお客様が求められている商品を販売に繋げることができたのか実感が湧きます。人とコミュニケーションを取ることが好きな私にとって、販売はとても充実した職場環境です。わたしたちのグループ会社の企業理念である【食を通じて世の中に貢献する。】をモットーに、これからもお客様と真摯に向き合い、より良い商品の企画・開発・販売に繋げられるよう精進していきたいと考えています。
品質管理 Sさん
わたしは品質管理課に所属しています。品質管理課の業務として製品等の官能検査や菌検査業務があります。 官能検査は、主に製品の味見とにおいの異常などを嗅いで確認する業務です。官能検査の中で味見の検査は、当日現場で作った製品の味見をし、味や色、状態に異常がないかを確認します。においの検査は、温度を20℃で管理した環境で一日保管したサンプルを朝と夕の2回においを嗅いで異常がないかを確認します。ともに異常があれば上長に即報告します。菌検査は、商品開発担当者から依頼された、テスト品や販売前の製品や日々生産している製品にどれだけの菌が生息しているか確認する業務です。菌の培養を行い、菌数を数えたり、検査時に作った検体を液状にしたものを機械で測定し、pHを測ったりしています。わたしの検査が正確にできているのかを確認する為、定期的に精度管理試験を受け、常に安定した検査ができていることを確認した上での菌検査業務を行っています。お客様に安全で安心な商品をお届けするために、正確な検査が必要です。業務は地道ですが責任は重大です。責任感とやりがいを感じ正しい情報を適宜報告しています。今後の目標は、現在の検査項目で満足せず、ときには検査項目の見直しの提案をするなど、安全安心な商品をお客様にお届けできるよう日々努力していきたいと思います。
環境設備担当 Sさん
わたしは、生産現場の巡回、機械の修繕等を行う環境設備課に所属しています。生産現場の巡回は、朝昼に行い、出勤して現場内を一周し、機械の不具合がないか、自分の目、耳で確認します。また、従業員には異常がないかをヒヤリングし、現時点の機械状況の把握をしています。何か不具合があった場合、その時点で機械を止めて修繕をするのか、機械停止中、生産終了後に行うのかを部署内で打ち合わせを行い、優先順位を決めて作業に取り組みます。修繕後は、しばらくその場所で稼働状況を見て問題がないかを確認します。その後は、部署内で情報を共有する為、メンテナンスレポートを作成し、同じトラブルが起きた場合、早急に対応ができるようにしています。昼休憩後は屋外の巡回をします。上下水道・電気・ガスの使用量を確認し記録表に記入すること、屋外の清掃状況を確認しゴミが落ちていないか、屋外設備で破損などしている箇所がないか等を見て回ります。その後は生産現場に入って巡回を行うとともに午前中に予定した修繕を行ったりします。環境設備課という部署は、修繕完了後の達成感があると共に、作業能力の向上ができることで自分自身に自信を持つ事が出来ます。その反面、機械、電気系統の修繕を行う事から常に危険が近くに潜んでいます。気を抜かず修繕中は気を張り、終わったら一息つくという事を念頭に作業をしています。環境設備課は、人間関係もよく毎日楽しく仕事をしています。修繕は大変ですが出来た時の達成感、従業員からの感謝の言葉はとても気持ちの良いもので更に成長をしたいと思えます。わたしはこれからも更に色々な事を覚え、身に付け能力の向上をして行くと共に生産環境をより良い方向に変えていけるようにしたいと思っています。
商品出荷担当 Sさん
わたしは、店舗ごとに商品を必要な数に仕分けをするピッキング部署に所属しています。商品の出荷する時間はお客様ごとに異なるため、デジタル表示器で正確に店舗ごとの商品の必要数を確認しながら、ポテトサラダや肉じゃがなどの商品をバットに仕分けをしていきます。仕分け後は、商品の数量や納品先に間違いがないかを確認します。トラックが出発する前には、商品の積み忘れがないかの確認をするまでがピッキングの業務になります。時間通りに出荷を行わないとお客様にご迷惑をお掛けする為、迅速性と正確性の両方を求められる業務です。大変な部分も多いですが、非常にやりがいがある仕事と感じています。また、外国人の従業員の方も働いている現場ですので、言葉だけでなく身振り手振りを交えながら、丁寧に指導を行うことでミスを防ぐ努力をしています。日々どうすることがいいのか模索しながらも継続してコミュニケーションを取る努力をしています。今後も、正確な仕分け業務を進めていけるよう自分にできることを考え積極的に取り組んでいきたいと思います。
製造担当 Tさん
私は生産課のカット室に所属しています。カット室というのは、文字通り食材をカットし、殺菌し次の工程に送り出す部署です。単純な作業に思われがちですが、最初の工程であり、製造時間に大きく影響する責任のある部署でもあります。決められた納品時間に間に合うよう、効率の良い処理の順番を考え、都度判断する必要があるためです。カット工程の前には、野菜の表面殺菌、検品をし、付着した虫、隙間に挟まっている土や傷んだ部分の除去を行います。その後スライサーなどの機械と、包丁を用いた手切りと分けてカットを行います。最後に野菜の洗浄、殺菌、脱水を行い、計量し次の部署にお渡しします。これらの作業は、食中毒や異物混入を防ぎ、商品がきれいに見える為に重要な役割だと私は考えています。また、一連の作業後に、突発的に後工程から追加の要請がくることもあります。その際は追加で作業が必要となるため、その時間も加味したスケジュール立てや、臨機応変な対応をします。迅速な対応ができ、後工程にお渡しすることができたときには、やりがいを感じます。私は元々、人とのコミュニケーションを取るのが苦手でした。しかし、職場では頼れる先輩やパートの方が多く、少しづつコミュニケーションが取れるようになってきました。丁寧に教えてくれるので、初めての方でも働きやすい環境で、安心して仕事ができます。今後の目標は、皆さんの手本になるような社員になっていきたいです。